Mouts Myaa Murmur

ハローインターネッツ、フロムヘル

生活

職業柄、国内であるが色々な場所に行くことが多い 職業柄と書きたかっただけ まだ職業とは言えないか色々な場所には色々な物があり、色々な人がいる その地域にはその地域の人たちがいて、その地域の空気がある 生活がある自分の住んでいる場所から離れた所…

高熱の街

体温が四十度を超えたのは何年ぶりだろうか 死ぬかと思った、まじで身体の色んなところが痛いもんだから、寝ることも出来なかった しんどい状態を「しんどい」と認識し続けること以外できなかったな その間はずっと目をつむっていて ずっとなにか、半透明の…

桜が咲いて、すぐに雨が降ったものだから 花びらも全部散ってしまったと思っていたのだけど そんなこともなかった 意外と強いものなんだなプリプロダクションというものを録っている この作業自体、音楽をやらなければ知らなかっただろな おれはもう慣れてし…

水玉の記憶

本当に物忘れがひどくなったコンビニに入った途端に何を買うべきだったのかわからなくなる 頼まれ事も数分すれば忘れる 昨日の晩ごはんは覚えている 覚えていることと忘れていることの差はなんだろうかわからないなおれは何も忘れたくないんだけどな いや、…

春と修羅

なんとなく暖かくなりはじめると 違う世界に来たような気分になる冬に慣れてしまって、春のひとつひとつにそわそわしてしまう 桜が咲いたりなんかしちゃって 綺麗だな、花見とかしたいなって思いながら憧れの人に会う機会というのが増えてきたが 未だに慣れ…

でかい家とでかい犬

大きな犬を飼っていたことがあるまだ小さかった頃、小学校に入るくらいだったかな まだ子供だというのにおれが跨っても平気なくらい大きくて、力強い犬だった 頭は悪かったので躾に苦労していた覚えがある 四人家族、小さい庭の付いた大きな一軒家に、大き…