Mouts Myaa Murmur

ハローインターネッツ、フロムヘル

もうそれでいい

前に進んでいるという実感がおれを前に進ませている気がするおれたちはいつになればフェスに出れるのだろうかと 去年まで抱えていた頭はどこへやら 今年はなんとかそういった機会に恵まれた 例えばお客さんの反応であったり 例えば出演者との邂逅であったり …

あとは祈りと

高速道路の上を命が走っている 多分、おれはそこらにいる人たちよりも高速で動いている時間が長い もしかすると少しだけ ほんの少しだけ人よりも時間の進みが遅いかもしれない 人生にほんの少しのウラシマエフェクト きっとそんなことは無いだろうけどさて、…

生活

職業柄、国内であるが色々な場所に行くことが多い 職業柄と書きたかっただけ まだ職業とは言えないか色々な場所には色々な物があり、色々な人がいる その地域にはその地域の人たちがいて、その地域の空気がある 生活がある自分の住んでいる場所から離れた所…

風通し

自分のことすらもよくわからないのだ 他人のことをどうこう言える筈もないけれど、話をしながら徐々に輪郭がはっきりとしてくる 自分が考えもしなかった自分のことが見えて 少し風通しが良くなったな なんて感じることがある天気が良い日はとにかく窓を開け…

飲み込むための時間

レコーディングが続いている少しずつ状況が進んで、少しずつ環境が変わって 関わる人の数も増えて、おれは別に何もない なにかきっかけがあって劇的に変わるようなこともない何処までも地続きだ 時間が要る、飲み込むための時間が少しずつフェスにも呼ばれる…

不安の絵

体調が少しは良くなったかと思えば、ライブにライブを重ねる日々 地元で企画、次の日には700km離れた場所で少し大きなイベント 色々な場所に呼ばれるようになって嬉しい限り とはいえ疲れは取れないな高速道路の上で流れ星を見た なんか嬉しくなっちゃったな…

高熱の街

体温が四十度を超えたのは何年ぶりだろうか 死ぬかと思った、まじで身体の色んなところが痛いもんだから、寝ることも出来なかった しんどい状態を「しんどい」と認識し続けること以外できなかったな その間はずっと目をつむっていて ずっとなにか、半透明の…

見た夢

起きたら部屋がめちゃくちゃ綺麗になっていて 特にカーペットが綺麗に敷き直されていた おれはできるだけそれをずらなさいように座るのだが ずれてしまい、悲しかった

彼女の荒野

もやしを入れた味噌汁を食べていたんだけど 何故か妙にラーメン二郎が食べたくなってしまった 優しい言葉が時に相手の逆鱗に触れるようなこともあるのだ 仕方ないな、なんて考えていると ラーメン二郎が初の関西進出を果たしたという話を思い出した 京都に出…

桜が咲いて、すぐに雨が降ったものだから 花びらも全部散ってしまったと思っていたのだけど そんなこともなかった 意外と強いものなんだなプリプロダクションというものを録っている この作業自体、音楽をやらなければ知らなかっただろな おれはもう慣れてし…

見た夢

めちゃくちゃにエロい夢を見た めちゃくちゃにエロかった

水玉の記憶

本当に物忘れがひどくなったコンビニに入った途端に何を買うべきだったのかわからなくなる 頼まれ事も数分すれば忘れる 昨日の晩ごはんは覚えている 覚えていることと忘れていることの差はなんだろうかわからないなおれは何も忘れたくないんだけどな いや、…

春と修羅

なんとなく暖かくなりはじめると 違う世界に来たような気分になる冬に慣れてしまって、春のひとつひとつにそわそわしてしまう 桜が咲いたりなんかしちゃって 綺麗だな、花見とかしたいなって思いながら憧れの人に会う機会というのが増えてきたが 未だに慣れ…

でかい家とでかい犬

大きな犬を飼っていたことがあるまだ小さかった頃、小学校に入るくらいだったかな まだ子供だというのにおれが跨っても平気なくらい大きくて、力強い犬だった 頭は悪かったので躾に苦労していた覚えがある 四人家族、小さい庭の付いた大きな一軒家に、大き…